第59回 猫背=上位交差性症候群(アッパークロスシンドローム)についての解説
こんにちは。
心(感情)と頭(意識)を整えるだけであなたの姿勢がアップデート!
正しいホメオスタシスで、自然治癒力を最適化する
猫背矯正マイスター®の三輪裕司です。
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上位交差性症候群(アッパークロスシンドローム)とは?
上半身の短縮している硬い筋肉と筋肉が伸びて、弱まっている筋肉とが交差している状態のことをいいます。
この状態を馴染みの言葉に変換したのが【猫背】です。
☆硬く縮んでいる筋肉とは…
後頭下筋群(こうとうかきんぐん) 、 僧帽筋上部(そうぼうきんじょうぶ)、
肩甲挙筋(けんこうきょきん) 、 斜角筋(しゃかくきん) 、
大円筋(だいえんきん) 、 広背筋(こうはいきん) 、
大胸筋(だいきょうきん)、小胸筋(しょうきょうきん) 、
胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん) 、
回内筋(かいないきん) 、 咀嚼筋(そしゃくきん) 、
上肢屈筋(じょうしくっきん)
が挙げられます。
多く感じられるかもしれませんし、あまり耳馴染みのない名前ばかりかもしれませんね。
人の身体には数多の筋肉が存在していますので、一つの症状といえどここまでの筋肉が作用してしまうのです。
硬く縮んでいる柔軟性の欠如している上記の筋肉を、ストレッチで30秒~60秒(最低20秒)かけて柔らかくしてあげると姿勢が変わってきます!
☆筋肉が伸びて弱まっている筋肉とは?
頭長筋(とうちょうきん)、 頚長筋(けいちょうきん) 、
顎二腹筋(がくにふくきん) 、 僧帽筋中部・下部(そうぼうきんちゅうぶ・かぶ) 、
前鋸筋(ぜんきょきん) 、 菱形筋(ひしがたきん) 、
肩甲下筋(けんこうかきん) 、 上腕伸筋(じょうわんしんきん) 、
小円筋(しょうえんきん) 、 棘下筋(きょくかきん) 、 回外筋(かいがいきん)
が挙げられます。
弱化している筋肉で特に上記の色付けしいてある4筋は、
ストレートネック(頸椎ストレート)
ストレートスパイン(胸椎ストレート)
の元凶筋なのでしっかり鍛える必要があります。
まとめ
硬い筋肉を柔らかくし、弱い筋肉を鍛えると関節のねじれが無くなり、骨の位置が硬い猫背姿勢が改善していきます。
原因は、普段の所作(体の使い方のクセ)の連続で形成されていきます。
当院の猫背姿勢矯正では、単に施術をするわけではなく、
理論的なご説明も詳しく知りたい方には、しっかりお話をさせていただき、納得いただいた上で施術スタートをしていただいております。
「猫背を直したい!」という方は、是非ご相談下さい。
過去にも猫背に関するテーマで書いた記事がありますので、よければ併せてお読みください。
第26回 顔出し型・前肩型猫背の方必見!何故ストレートネックが起きるのか?
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