第60回 反り腰=O脚=下位交差性症候群(ロウワークロスシンドローム)について
猫背を直したいとご相談にお越しの方はもちろんですが、反り腰を直したい方も多くお越しになっておりますので、猫背の親戚に位置する「反り腰」に関して、解説していこうと思います。
こんにちは。
こころ(感情)と頭(意識)を整えるだけで姿勢がアップデート!
正しいホメオスタシスで自然治癒力を最適化する
猫背矯正マイスター®の三輪裕司です。
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下位交差性症候群(ロウワークロスシンドローム)とは…?
下半身の短縮している硬い筋肉と
筋肉が伸びて弱まっている筋肉とが交差している状態のことをいいます。
この状態を馴染みの言葉に変換したものが「反り腰」です。
硬く縮んでいる筋肉とは?
・脊柱起立筋群(せきちゅうきりつきんぐん)
・腸腰筋(ちょうようきん)
・大腿四頭筋(だいたいしとうきん)
・大腿筋膜張筋(だいたいきんまくちょうきん)
・腸脛靭帯(ちょうけいじんたい)
・股関節内転筋群(こかんせつないてんきんぐん)
・腰方形筋(ようほうけいきん)
・ハムストリングス
・下腿三頭筋(かたいさんとうきん)
です。
硬く縮んでいる柔軟性の欠如している上記の筋肉は、
ストレッチを30秒~60秒(最低20秒)かけて
柔らかくしてあげると姿勢が変わってきます。
伸びて弱まっている筋肉は…!?
・腹直筋(ふくちょくきん)
・腹横筋(ふくおうきん)
・大殿筋(だいでんきん)
・中殿筋(ちゅうでんきん)
・小殿筋(しょうでんきん)
・内側広筋(うちがわこうきん)
・外側広筋(そとがわこうきん)
・前脛骨筋(ぜんけいこつきん)
・腓骨筋(ひこつきん)
です。
細かく書いておりますが、
主に脊柱起立筋、腸腰筋の硬さと腹筋群、大殿筋の筋力低下が特徴です。
骨盤は前傾して、股関節は内にねじれ、膝は外にねじれます。(いわゆるO脚になる)
筋肉が硬くなり、柔軟性の低下が起きると筋肉の伸縮性・粘弾性も落ちるので、筋力も低下してしまいます。
柔らかくして、鍛える必要があります。
まとめ
硬い筋肉を柔らかくして弱い筋肉を鍛えると関節のねじれが無くなり、骨の位置が整います。
反り腰の方はとにかく腰部に力が入りにくいので、おへそやお尻の穴にも力が入りにくいから骨盤が反ってしまいます。
今回挙げた筋肉を適切にほぐし伸ばし、鍛えると見た目も腰痛もなくなり、O脚も美脚へと変わっていきますよ!
同じようなテーマで過去にも記事を挙げておりますので、よければ併せてお読みください。
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