O脚・X脚
- 膝が離れすぎているのが気になる
- 歩いてると膝同士がこすれることがある
- しゃがみ立ちで膝がパキパキする
- 下半身が以前よりも固くなった
- 脚のむくみや疲れが気になる
あなたの膝は大丈夫?O脚・X脚をチェック!
見ているようであまり気にして見る機会が少ない膝や足。
よく観察をしてみると膝が外や内に向いたり離れていたりと、意外に真っ直ぐな状態ではないことが分かります。
いわゆるO脚やX脚を疑う見た目だったりするかもしれません。
鏡を使って「O脚」「X脚」チェック!
いわゆる「きをつけ」をして、直立不動に立ってみて下さい。
きをつけの仕方は両足の踵と踵をつけて、足先を約15度に開きます。
その時に膝同士が当たって踵と踵をつけることができないと「X脚」傾向にあると言えます。
逆に踵同士をつけて立った時に膝と膝が離れてしまうと「O脚」傾向と言えます。
O脚・X脚はなぜ起こる?
O脚やX脚は「退行性変化」と言われ、いわゆる年数をかけて起きるものが一般的です。
しかし若い方でもO脚・X脚それぞれの報告が多くあり、実際に処置を必要としている方も少なくありません。
一部の骨の成長過程で起こる「骨端症」の確定診断を受けている場合、直るまで数年を要する場合もあります。
膝付近の骨端症の疑いが無い場合のX脚・O脚は重心のバランス変化と筋力不足で起こることが多いとされています。
O脚の場合は重心が後方に流れて骨盤が後傾した状態に加えて、内転筋と言われる「内側に絞る」筋肉が不足した場合に起こります。
X脚は重心が前方に流れて骨盤が前傾した状態に加えて、外旋筋と言われる「外側へ向ける」筋力が不足した場合に起こります。
次の項では実際にO脚・X脚をなおしていくために行う施術のポイントをお伝えしていきます。
O脚・X脚の処置(トレーニング編)
O脚とX脚の処置は、先の項でお伝えした不足した筋力を強化すると同時に、緊張している特定の筋肉をゆるめていくことが必要になります。
まず始めにO脚・X脚をなおすために必要なトレーニング法をお伝えします。
O脚をなおすトレーニング
- 横向きで寝て下にした脚をできるだけ後方へ引きます。
- そこから太ももを内側に締めるように下の脚を引き上げます。
- 目一杯引き上げた時に、膝から下を内側にねじります。
- ゆっくり2カウントで上げて、1カウントでねじる。これを10回行います。
- 10回ワンセットで1日3セット行うと良いでしょう。
O脚をなおすトレーニングで使用する筋肉イメージ
これはO脚をなおすトレーニングで使用する内転筋群の図です。
トレーニングの効果を上げるためにはイメージが大切になります。
実際にご自身の筋肉を触ってみるなどして、鍛える筋肉を意識してみてください。
X脚をなおすトレーニング
- 横向きに寝て、上にした脚を少し前方へ出します。
- 太ももを外側へ開く様に上の脚を引き上げます。
- ポイントはしっかりと引き上げた脚全体を外側へ開くようにねじることです。
- ゆっくりと2カウントで上げて、1カウントをかけてねじります。
- これを10回ワンセットで1日3セット行って下さい。
O脚をなおすトレーニングで使用する筋肉イメージ
上の図がX脚をなおすトレーニングで鍛える筋肉のイメージです。
これから鍛える筋肉をしっかりと意識してから行うことで更に効果が期待できます。
ご紹介したトレーニングは、セルフケアとして続けてもらうことが必要です。
比較的軽いO脚・X脚でも毎日の継続は必須です。
次の項では更なるO脚・X脚からの脱却を見込むために実際に行っている施術についてお伝えします。
O脚・X脚に行う施術
特定の筋肉をゆるめる
O脚・X脚をなおすには、トレーニングを必要とする不足している筋肉を鍛えると共に緊張している特定の筋肉をゆるめることが必要になります。
実際に患者様からは自分でできるストレッチ法を教えて欲しいと言われることが多いのですが、ストレッチにおいては施術家にお任せいただいた方が良いです。
何故なら硬くなった特定の筋肉は少なからず「拘縮」という状態に陥っていることがあるからです。
「拘縮」とは筋肉だけでなく関節の動きまでが固まって制限される状態を言います。
そこで関節の位置を整えて動きを円滑にした後に特定の筋肉を選別しながらゆるめていくことで、膝周辺を固めている拘縮を取り除いていくのです。
この施術パートこそ最も肝心となっていて、筋肉の選別と技術が必要となるため、O脚・X脚への知識がしっかりしている接骨院の施術家に任せていただく必要があります。
骨盤・骨格を矯正する
O脚・X脚の処置を確かなものにするためには、重心の傾きで起きた骨盤と骨格への影響もしっかりと考慮する必要があります。
膝のねじれがなぜ起きるのかをしっかりと理解した上で、骨盤からしっかりとアプローチができるプランを立てていくことがO脚・X脚をなおすには必要です。
O脚と骨盤・骨格との関係
腰が丸くなり骨盤が後傾になります。
おなかが突き出ておしりが垂れてしまう状態です。
するとウエストのくびれが少なくなり、股関節から膝が外に向かってねじれて離れやすくなります。
X脚と骨盤・骨格との関係
腰が反りかえって骨盤が前傾になります。
股関節が詰まってお尻が後ろへ突き出てしまいます。
ウエストに比べて骨盤が広がります。
膝が必要以上に内側へねじれた状態です。
月の輪接骨院のO脚・X脚施術
月の輪接骨院では国家資格所持者である柔道整復師が処置を行っています。
骨格矯正メニュー「骨盤矯正」でO脚・X脚の施術も可能です。
お悩みの方はぜひ一度お問い合わせください。