第120回 足がつるのは何故?パート2
名古屋市中区栄の月の輪接骨院より、猫背矯正マイスター®の三輪裕司です。
さて、時期を問わずですが、足がつるというお悩みをよく聞きます。
私自身も足がつった経験がありますし、多くの方が足がつるメカニズムについて疑問に思っているのではないかと思います。
今回は、前々回に更新いたしましたコラムのパート2として、さらに深堀してみたいと思います。
前のコラムでお伝えしていないことを今回でお届けしていきたいと思います。
「足がつる」と聞いて連想する部位は、やはり「ふくらはぎ」ではないでしょうか。
実際、足がつる主な部位として「ふくらはぎ」が挙げられます。
具体的には、「腓腹筋(ひふくきん)」を指します。
そして、とくに多いのが寝ているときにつってしまうこと。
これは水分不足になっていても引き起こされますが、「血行不良」と「過緊張」が原因で引き起こされることもあるのです。
何故、「血行不良」と「過緊張」が引き起こされるのでしょうか?
それはある特徴的な姿勢があります。
特徴的な姿勢とは?
その姿勢とは「腰の骨」と「骨盤」が後ろに丸まっている姿勢です。
足がつるのを言い換えますと、腓腹筋が「過緊張」で「血行不良」を起こしているといえます。
腓腹筋が「過緊張」になると、足関節は底屈位になります。(つま先を伸ばす動き)
この状態で立つと体幹重心は後ろになります。
バランスをとるために「腰の骨」と「骨盤」を後ろに丸めていきます。
根本的な原因とは?
原因の原因を探っていきますと、足がつる原因は足関節のバランスが崩れてしまっていることが原因と考えられます。
母趾側(親指側)だけに体重がのる?
それとも、小趾側(小指側)だけに体重がくる?
ということが良くなかったりします。
ガニ股の人は小指側に体重がのり、母指(親指)が浮いてしまい、足関節は内側に傾きます。
そうなると「腓腹筋」に隣接している「後脛骨筋」が「過緊張」を起こします。
「過緊張」は「腓腹筋」にも影響を及ぼしていくことになるので、根本的には足首を整えていかなければいけないことになります。
まとめ
当院では、根本的に姿勢を改善することで足つり対策を行っております。
お悩みの深い方はいつでもご相談ください。
姿勢の専門家があなたを根本改善へと導いていきますよ!