急な腰の痛みを出させることなく過ごすための注目要項!
痛みや不自由なことには、その状態に見舞われる前に実は【兆し】があります。
寒気極まる冬だけでなく、1年を健康で元気に日常を過ごしていただくために、知って試して身につけていただきたいことを発信していきます。
今回取り上げるのは【急な腰の痛み】を出さないための施策となります。
定期的に腰の痛みに見舞われたり、既に腰の痛みなどを抱えている方々必見です!
ご覧いただき、痛みを出さない身体にしていきましょう!
寒さだけでは無い、腰が痛くなる原因
1年を通じて急な腰の痛みに見舞われる方々の統計がでています。
➂厳寒の時期
②秋口
①春先
の順に急な腰の痛みが報告されやすいです。
最も多く急な腰の痛みが報告されるのは春先となり、厳寒の時期は外出の頻度が減り、室内で過ごす時間が多くなります。
穏便に暮らして、あまり活動量を多く持てない時期に身体は凝り固まります。
暖かくなり始めた春先に活動量を増やし、活発な日常生活にしていく際に、思う以上に身体の節々や腰・背中周りが固くなっていて、不慮の痛みをこうむりやすくなるという事なのです。
秋口は、夏の空調で冷え固まった身体が過ごしやすくなった時期に急に活動量が増えてしまうからと言われています。
次の項では、急な腰の痛みを出してしまうかも…という危険を察知するためのチェックリストと、その対処法をお伝えします。
凝り固まった身体の黄色信号のチェック法と、その対処の仕方
身体の節々が固くなるのは体温の低下を防ぐための「震え」によって生じる筋肉の強張りと、生活における動きの幅の低下が理由です。
暖房で室温を上げる・着衣を厚く重ね着などをして身体を冷やさないようにすることは、風邪などを引かないための体調管理には必要です。
しかし、筋肉の活動量は活発に動いている時ほど多くはなく、むしろ関節の動きの幅に伴ってくる、筋肉の伸縮性は落ちてしまいがちです。
筋肉への血液供給は、筋肉が伸びた際に周囲の血管から血液えを吸いあげて、次に縮みこんだ際に栄養を抜いた静脈血が出ていくという循環でなされます。
血液循環を大きく入れ替えられる人=活発で体温を高く保てる人となるのです。
黄色信号を見逃さないチェックの方法
主に股関節から脚のつけ根、骨盤と腰、胴回りから背中の動きの幅から(動ける身体の状態なのか否か)を判別していきます。
①腰を曲げずに身体を反らせたときに顔が天井に向けられる
②肩幅よりも大きく足を開き、しゃがんで膝より下にお尻を下げられる
➂前屈をする際、かかとの着地位置より、お尻を後方につき出せる
身体は固いよりも柔らかい方が望ましいですが、写真に書き入れたコメントの内容を満たしていればOKです。
これらの動きが出来ていると思った人は次の項の【骨盤と股関節を自在に動かす=腰の痛みは出ない!】に進んでください。
動ける身体になるためのアドバイス
先ほどのチェック方法の動きのいずれかや、いくつかに引っかかってしまった方は、潜在的に足腰に何らかの不具合を持っている。あるいは既に腰に痛みを持っている方かもしれません。
足腰の固さや腰の痛みを回復させていくには、上記の三つの動きを練習して出来るようになってこれば大丈夫です。
ただ、この動き行う際に、苦しさではなく痛みを伴うのであれば、身体の専門家に施術をしてもらうことをオススメします。
骨盤と股関節を自在に動かす=腰の痛みは出ない!
先にご紹介した3つのチェック方法も、うまく行うことができれば良い運動療法になりますが、ここでご紹介するエクササイズは柔軟を刺激して重心バランスを整えてから、骨盤と股関節を正しく使える状態にするために設計して作りました。
動画を見て実践していただくことで、腰の痛みを出さない状態に持っていくことができるようになっていきます。
これから訪れる「春先」に向けて十分な準備をしておきましょう。