交通事故後のリハビリは、なぜ必要なのか?

前回、お伝えさせていただいた「交通事故に遭ってしまわれた時の備え」
に引き続いてのコラムです。

今回は適切なリハビリを受けていただく為に必要な事と、
療養期間中はどのような通い方をして、リハビリを受けていただくと良いかをお伝えします。

お困りのあなたに必見です。
専門家からのメッセージに目を通してください。

 

月の輪接骨院・代表の松岡です。

このようなコラムを発信させていただく事になりましたのは理由があります。
わたし自身が、交通事故被害者であったからです。

 

実際に交通事故の被害から32年ほど経ちましたが、
いまだに身体のメンテナンスに気を配る日々です。

 

「人並みの健康を維持したい!」

という健康欲求が今の自分を突き動かしているのです。

みなさんには、後々困ってもらいたくないという思いもあって、
今回もコラムを投稿しています。

 

 

そして今回のテーマです。

 

痛みやお悩みの程度にかかわらず、いまのお辛さお身体の状態に対して、
実際にどのような施術とリハビリが行われていくのか?

 

今の(令和2年・3月~)進化したリハビリの状況をお伝えしていきます。

 

交通事故とは?(おさらいを含みます)

 

交通事故は突然起きるものです。

 

ご自身の気配り、配慮だけでは必ず防ぐことができるとも限りません。

 

前回のコラム(まだ見ていない方は、こちらもご覧ください)を参考にしていただき、事故後にやっていただきたいことがクリア出来れば、事故に遭ってしまわれた方へのサポート体制は整います。

ネットにはさまざまな情報がありますが、まずは優先して知っておくべきことを
押さえておければ大丈夫です。

 

 

交通事故で負う身体へのダメージ

目に見えるキズやケガでなければ、大丈夫というものではありません。

 

どんなに軽い接触や転倒事故だとしても、予想もつかないことへの対処は、
どんなに健康的で丈夫な方であったとしても、できる事ではありません。

 

身体に起きたダメージは、様々な検査機器や検査方法を用いたとしても、
全てが明らかにはなりません。

 

しかし、多くの交通事故への施術を経験・精通した専門家であるならば、
どんなダメージを身体に負ったのかという
状態把握ができるのも確かです。

 

 

そもそも、何故、交通事故にリハビリは必要か?

 

自己で負ったケガには目に見えるものと、目に見えないものがあります

 

見た目がキレイでも皮膚や筋肉の中にケガを負ってしまった場合は、
身体の働きが落ちてしまいます。

 

事故前は普通にできていたことが、何らかの支障がおきてしまう。

痛みや辛さ・悩みなど、その支障は様々です。

 

時間が経つことで回復するものもありますが、
日常生活を送る中で出るそれらの支障は、
身体のもともと持っていた働きが、
事故をきっかけにして…落ちてしまったものです。

 

働きが落ちてしまった能力を取り戻すためには、交通事故後の状態に対して、
専門のリハビリテーションを行う必要があります。

 

目に見えない、
失われてしまった関節や筋肉の本来あるべき働きを取り戻しきっていただくまでの
計画性が必要になります。

 

実際の交通事故でのリハビリ

 

交通事故でケガを負ってしまったあなたには、
医師と私達のような柔道整体師(国家資格)が、
療養期間中のリハビリ・施術や経過観察を行います。

 

そして療養費を支払ってくれる損害保険会社と
あなたの権利を守ってくれる弁護士や行政書士など、
さまざまな方々が必要に応じてサポートに回ります。

 

①医師による見立て(ケガの確定と経過観察)

 

②ケガに対するリハビリを整形外科で行うか
柔道整体師がいる接骨院で行うか
あなたのご希望で選ぶことができます。

 

①医師による見立て → ②実際のリハビリ → ① ↔ ② ………
→ ①回復を確認し、医師による見立て・確認ののちに終了。

 

というのが実際の交通事故でのリハビリとなり、
あなたの回復までをサポートさせていただく流れになります。

 

面談

 

 事故療養期間中の身体の回復過程

 

ケガにはいくつかの種類があり、回復過程もその種類によって様々です。

およそのガイドラインを以下に記します。

参考にしてください。

 

ⅰ.骨折・脱臼 … 損傷が大きく、状態によっては即入院ということもあります。

通院のみで回復していくものもありますが、
医師の管理下で病院や整形外科通院がへ通うことが必要になります。

 

リハビリ期間は、骨折で3ヶ月~1年※

脱臼で3ヶ月~6ヶ月くらいが目安となるでしょう。

病院・医師による方針は異なることがあります。
 それぞれのお考えに沿ってください。

 

Ⅱ.捻挫・挫傷・打撲 …私たちリハビリの現場実行者の、専門分野となる疾患です。
ムチ打ちによる首や肩への状態悪化
・事故後の倦怠感(けだるさ、気持ちの張りの無さ)
・事故後の背中や腰への痛み
…などはこのカテゴリーに入ります。

 

交通事故という〈非日常〉で起きてしまったケガは、痛めた経緯がはっきりしないうちは
施術方針がはっきりとしない時期があります。

 

状態の変化を注意深く観察し、施術の方向性がはっきりとすれば…という前提ですが、
およその回復に要する期間は、2~4ヶ月が平均ではないでしょうか。

 

ポイントとなるのは、その方の日常生活で生じる負担が、
ケガを負った患部にかかり続けるかどうかです。

 

施術

 

生活習慣の見なおしにより、
患部にかかる負担を回避できた場合の
状態回復は早くなるでしょう。

 

逆にケガの程度は低くとも、患部にかかる負担が
日常生活を過ごすうえで、避けられようがない場合には
総じて回復までの期間を要してしまうことになるでしょう。

 

まとめ

 

交通事故に遭ってしまわれた方々を救済するしくみが
自賠責保険にはありますが、あなたのおケガに対しての
適切な療養期間を設けるためには〈協力者〉が必要です。

 

専門知識を有する国家資格者を
あなたの施術担当として、
あなたの理解者としてお傍においていただくことが大切になります。

 

それは、
あなたのケガからの回復にかかる療養期間を
確保する事につながります。

 

すぐによくなるケガは、1000件近くの交通事故を見てきた中でも
まれであると言ってもいいでしょう。

 

たいしたことがないから…「私は大丈夫」…。
とは思われず、先ずはあなたの状況をお知らせください。

 

 

守るべきは、あなたの今未來です。

少しの不安も残させない事が、専門家の役割です。

 

一人でも多くの交通事故でおケガを負った方々の
救済が進むことを切に願っています。

 

 

面談

「安心と信頼をお傍に」

月の輪接骨院 代表
交通事故サポーター

松岡 淳 が配信させていただきました。

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