第95・96回 合併号!身長を伸ばすための最重要事項とは?/世界一の高身長大国と日本を比べてみた!
名古屋市中区栄にある伏見駅から徒歩4分!頼れる身体の専門家、月の輪接骨院です。
「身長促進整体Ⓡ」での商標を取得させていただき、第二次性徴期にあたるお子様を中心に身長でお悩みの方へ、施術や電療はもちろんのこと、日々有益な情報を発信し続けております。
今回は、前回に引き続き【合併号】でお届け!
順に第95回、第96回と続けて更新させていただきます。
◆第95回◆
身長をのばすための最重要事項とは!?
まずは、「成長ホルモン」と「欲しい栄養素」について解説させていただきます。
「成長ホルモン」とは?
脳下垂体前葉(のうかすいたいぜんよう)と呼ばれる脳の器官から分泌されるホルモンを指します。
「成長ホルモン」という名前ではありますが、実は一生を通して分泌されるホルモンなので、成長が止まる大人にとっても切り離せない大切なホルモンといえます。
その「成長ホルモン」には役割が多々あります。
・記憶力のや意欲を高めます。(脳への作用)
・骨の質を維持し、骨の成長・発達を促します。(骨への作用)
・正常に生殖活動ができるよう機能を保持します。(生殖器への作用)
・免疫機能を保持します。(免疫系への作用)
・脂肪の代謝を促進させ、過度に脂肪が増えないようにします。(脂肪組織への作用)
・糖代謝を調節します。(糖代謝への作用)
・筋肉量を保持します。(筋肉への作用)
成長ホルモンを活性化させる栄養とは!?
①成長ホルモンを分泌させるアミノ酸ーアルギニン
アルギニンとはアミノ酸の1つで、成長ホルモンの分泌促進のためにとても役立つ栄養素です。
大豆やエビ、まぐろ、肉といった食品に含まれています。
アルギニンの摂取は夕食に摂取するのがおすすめです。
➁亜鉛
牡蠣、レバー、ナッツ、牛肉などに含まれています。
ビタミンC、クエン酸を動物性タンパクと一緒にとると吸収率が高まるのでおすすめです!
亜鉛の含まれる食べ物には「苦い」ものが多いので、おすすめはビーフジャーキーを食べるのがおすすめです。
③タンパク質+α
タンパク質と相性がいいのは、ビタミンB6、マグネシウム、糖質(炭水化物)です。
ビタミンB6はタンパク質の代謝に働き、鮪やカツオ、レバに含まれています。
タンパク質の合成や筋肉・神経の向上、血糖値や血圧のコントロールを行う酵素の補助的な役割で骨の発達にも役立ちます。
海藻類・豆・モロヘイヤやほうれん草に多く含まれます。
④糖質(炭水化物)
血中に糖分が流れるとタンパク質も一緒に取り込むため、効率よく体内へ吸収できます。
体内で糖分が枯渇していると糖質不足によって筋分解されてしまいますので、摂りすぎはよくありませんが、摂らなさすぎるもの良くありませんので、適度に摂りましょう。
➄その他、カルシウム、ビタミンD、ビタミンK、タンパク質は、骨の材料なので、必ず摂るべき栄養ですね。
注意!
インスタント食品、スナック菓子などに多く含まれているミネラルである「リン」を摂取しすぎると、カルシウムの吸収が妨げられるので注意が必要です。
(第95回の)まとめ
成長ホルモンの分泌を促進させるための栄養をバランスよく摂取することができたなら、あとは良質な睡眠と適度な運動ですよね。
理屈では、何となくわかっている方も多いと思います。
あとは、どのように実践するか!
知識を基にして行動あるのみですね!
続いて、第96回に参ります!
◆第96回◆
世界一の高身長大国オランダ人と日本人の身長ラストスパート比較!高身長を望む人の理想の生活習慣とは!?
世界一の高身長大国オランダの【ラストスパート】は桁違いの3倍増し!
18歳~21歳の3年間で日本人は、5ミリほど身長が伸びますが、オランダ人は3倍の1.5cmほど伸びることが分かってます。
21歳を超えた人に関しては、ホルモンの異常ではない限り、骨の成長は残念ながら止まってしまいます。
理想の運動とは?
毎日60分以上の筋肉痛が出ない程度の全身運動。
60分以上の自重筋トレでより成長ホルモンの分泌が期待できます。
ひどい筋肉痛が起きてしまうと、筋肉を修復する方向に身体が働くので骨の成長の妨げになる可能性もあります。
好きなスポーツや続けられる運動が何より大切です。
理想の食生活とは
男性平均184cm、女性平均171cm、世界一の高身長!
オランダ人の一日平均たんぱく質摂取量は、105g。
これは、日本人と比較すると1.5倍もの量にあたります。
(日本人男性:78.2g、女性:61.5g … 20~29歳)
朝、昼、夜の3食のうち、毎食、動物性たんぱく質を含んだおかず2品以上を食べましょう。
動物性たんぱく質は、例えば、肉・魚・卵・乳製品を指します。
ですが、肥満や便秘、疲労感があるようでしたら食べ過ぎかもしれません。
果物や野菜に含まれるビタミンや食物繊維などをしっかり補うことで肥満が解消されるようであれば、問題はありませんので気にせず食べてもOK!
運動量を調整することで、もっと高たんぱく質の食べ物を摂取することもできるようになります。
理想の睡眠とは
22時までに就寝して7時に起床する9時間睡眠が、理想の睡眠といえます。
質も大切ですが、この時間帯からプラスマイナス1時間ぐらいまでで調整をしてみましょう。
(第95回、96回の)総まとめ
今回のお話が身長を伸ばしたい方へのヒントに、少しでも参考になっていたなら幸いです。
直接、ご来院いただき、本気で身長に関するお悩みを相談されたいという方がおられましたら、是非、以下の公式LINEまで、ご連絡下さい。
お待ちいたしております(^^)/