第29回:背すじのびのび枕の驚くべき可能性とは!?
改めて、私が勧めていることが正しいことなんだなということが分かったお話です。
今回は、ハーバード大学社会心理学教授エイミー・カディ氏が提唱する身体言語・非言語動作(ボディランゲージ)から「パワーポーズ」と呼ばれるしぐさ(姿勢)についてです。
こんにちは。
心と姿勢を整えて脳を最適化。
絶対的な共感力で自己達成へ導く施術家、
猫背矯正マイスター®の三輪 裕司です。
1日3分、読むだけであなたも綺麗な姿勢になれる!
猫背矯正チャンネルでは猫背を知り尽くした専門家によるヒントやアドバイスを発信していきます。
エイミー・カディ氏とは
エイミー・カディ氏は、社会心理学者で
身体言語・非言語行動(ボディランゲージ)の専門家です。
元々IQも高く優秀だったエイミー氏は、19歳の頃に大北交通事故を経験して「頭部外傷」により脳に大きな損傷を経験しました。
IQも下がり、大学も卒業できないのではないかと当時は不安に打ちひしがれたそうです。
そんなエイミー氏は、当時手を差し伸べてくれた恩師に励まされました。
「そんなに塞ぎ込んでいたってダメだから、堂々としていなさい。
わからなくてもわかったふりでいいから、自身に満ち溢れた態度を取り続けなさい。」
この恩師の言葉からエイミー氏は変わり、
始めは「フリ」からのスタートでしたが、やがて気がつくとハーバードも無事卒業できて、本物の自信を取り戻したそうです。
この様な体験からエイミー氏はある仮説を立てました。
「身体と心のつながりもある。また、その反対もある。」
そこで行った実験内容は、学生を被験者にした次のようなものでした。
エイミー氏の行った姿勢の実験
実験内容
まずA群には自信に満ち溢れた、胸を張ったような堂々としたポーズを2分とってもらう。
B群には気分が落ち込むような下向き加減で、背中を丸くして膝を両腕で抱え込むポーズを2分とってもらう。
その後両群ともに唾液を採取して、そこから成分を分析した結果
2つのホルモンに変化が生じたことがわかりました。
リーダー性や自信が溢れている時に分泌する「テストステロン」と、
ストレス性が高い時に分泌する「コルチゾール」です。
A群ではテストステロン値が20%UP
コルチゾール値が25%DOWN
B群ではテストステロン値が10%DOWN
コルチゾール値が15%UP
という結果です。
パワーポーズは霊長類に共通のポーズ
A群がとったような自身に満ち溢れたポーズのことを「パワーポーズ」といいます。
ゴールテープを切ったマラソンランナーが決まって両腕を天高く突き上げるポーズをするのを、皆さん一度は目にしたことがありますよね?
リーダー的存在を示す・威厳を示す時のしぐさには、サルでもゴリラでも、ヒトも含めて霊長類すべてに共通して身体を大きく見せることがわかっています。
パワーポーズの反対は?
反対に自分に自信がなく、気分が落ち込んでいる人やイライラしている人はどうでしょう?
身体を丸めて膝を抱えて、目線は下を向いています。
パワーポーズの反対は「猫背姿勢」とも解釈できるわけですね。
実験の結果・・・
エイミー・カディ氏の仮説による実験の結果
なにがわかるかと申しますと、
猫背で丸まっている人と良い姿勢の人を比べると、
自信に満ち溢れた時に分泌するホルモンが30%
ストレス値が高い時に分泌するホルモンが40%も変化しているということです。
しかも2分間というのがポイントで、
2分間でもいいので毎日寝る前に「パワーポーズ」を取ると、
善玉ホルモンであるテストステロン値が上昇し、
悪玉ホルモンであるコルチゾール値が低下していくという実験結果が出たのです。
まとめ
ここからは私の仮説ですが、パワーポーズを取ることによって
自律神経も整いやすくなるのではないでしょうか?
「パワーポーズ」のやり方は人それぞれですが、
どうせなら猫背を直すための「パワーポーズ」を
寝る前の2分間だけ毎日やってみませんか?
月の輪接骨院で猫背を直したい方におすすめしている「背すじのびのび枕」という商品は、とても簡単に「パワーポーズ」を取ることができます。
寝る前に腰にひいて、バンザイのポーズをしたところから
深呼吸をして2分間。
これであなたの身体を整えて、心を変える習慣になります。
3週間毎日やっていると確実に変化が出てきます。
商品はこちら。
月の輪接骨院の店頭で販売をしています。
ぜひ今日から、自分を変えるためにもチャレンジしてみて下さい!
3週間後のあなたの未来はストレスが減って自信に満ち溢れてくると思いますよ!
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