第77回 首が回らない!寝違えかと思ったら、実は眼精疲労だった?!
「なんだか、首を回すのが辛くて…」
「寝違えてしまったのかしら…」
そんな首の動きに違和感を感じている方いませんか?
首が動かしづらいと腕や身体を無理に使いますので、肩こりや腰痛はもちろん自律神経の乱れにも繋がるんですよ。
実は首を回す動きの60%は、首の骨7つあるうちの上から第一頚椎、第二頚椎、頭の後ろの骨の後頭骨の動きが関係しています。
その三つの骨に付着している筋肉が、
・上頭斜筋
・下頭斜筋
・大後頭直筋
・小後頭直筋
の4つの筋肉で後頭下筋群と総じて呼んだりします。
この3つの骨と4つの筋肉を機能させると首の動きが復活します。
その方法をお伝えさせていただきます。
なぜ動きが悪いのか?
デスクワークやスマホの操作などで姿勢が悪い(具体的には下を向き続けている状態)と、後頭下筋群が耐えず引っ張られ続けられてしまいます。
そして、目を酷使し続けると目の筋肉が固まります。それにより、頚椎や後頭下筋群の緊張が高まります。
目に対しての3つの対策
①目を蒸しタオルなどで温める
蒸らしたタオルを、目を閉じてまぶたの上にのせてみましょう。
温かみで血流を良くしてください。
②目の周りをマッサージ
眼球の中に指を入れないように気を付けて、
こめかみ、まぶたの上にあるくぼみ等をやさしく指圧したり、
マッサージを行ってみてください。
➂目の体操
ご自身の指を使って、指先を見つめてみたり、遠くを見たり、近くを見ることと遠くを見ることを繰り返すだけで目に筋肉が活性化します。
両目でやるのもいいですが、片目ずつでやってみるのもいいかもしれません。
また、目をぐるぐるとゆっくり円を描くように動かすのも良いです。この時、顔や首は動かさずに目だけを動かすよう心掛けてください。
まとめ
上記に述べた対策をしていただくと、かなり頚椎と後頭下筋群の柔軟性が増して活性化します。
首をマッサージしたわけではないのに驚くほど首の動きが良くなること間違いなし!
是非、お試し下さい。
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