130回 腹筋がないと腰痛になる?

こんにちは。名古屋市中区栄にある月の輪接骨院、猫背矯正マイスターⓇの三輪です。
皆さまは年末年始しっかりと心と身体のリフレッシュは出来ましたでしょうか?
私は実家に帰り、両親と会ったり、神社巡りをしたり、お正月に「はたらく細胞」の映画を見に行ったりしました。

年末年始は、普段とは違う生活リズムが原因で体の不調を感じやすい時期です。
特に大掃除や帰省時の長時間の運転などで腰に負担をかけてしまい、腰の痛みを訴える方が増える時期でもあります。

今回は「腹筋がないと腰痛になる?」について解説していきたいと思います。

腹筋がないと腰痛になる?

おばさんの表情のイラスト「疑問」

腰痛に悩む方から耳にするのが、

「腹筋が弱いから腰痛になる」

「歳で筋力が落ちたから腰痛が良くならない」

「背筋も鍛えた方がいいと言われた」

などなど

確かに、「筋力の低下」は腰痛の一因かもしれませんが、

それが全てではありません!

 

腰痛の根本原因には他にも以下のような要素が関わっていることが多いのです。

 

1.筋肉の硬さ

柔軟性の低下が動きを制限し、腰に負担をかけます。

 

2.左右のバランスの悪さ

片側ばかり使う動作や姿勢の癖が影響します。

 

3.関節の動きの悪さ

特に骨盤や股関節の可動域が狭いと腰が代償として働きます。

 

4.姿勢不良

長時間の悪い姿勢が腰へのストレスを蓄積します。

 

5.生活習慣

食生活や睡眠不足、運動不足なども腰痛と関連があります。

これらの問題を改善していくことで、腰痛の症状はかなり軽減されることが多いです。

 

そこで、よくありがちな間違えが、「とりあえず筋トレしてみた」です。

筋力の弱さも腰痛の一因ですが、筋肉の硬さや姿勢の悪さを改善しないでトレーニングを始めると、かえって腰痛を悪化させることがあります。

 

まずは、柔軟性や姿勢を整え、全身のバランスを良くしてからトレーニングを取り入れることが大切です。

なので、何事にも順番があります。

腰痛の改善の鍵は「根本原因を見つけること」です。

 

腹筋や背筋のトレーニングを始める前に以下をチェックしてみましょう!

 

チェック項目

・筋肉の柔軟性を高めるストレッチ

・日常生活の姿勢を見直す(椅子や机の高さ、座り方など)

・適度な運動やウォーキングで全身を動かす

・バランスの良い食事や十分な睡眠で体を整える

 

これらの基本を押さえた上で、「体幹を鍛えるトレーニング」を取り入れるとさらに効果的です。

 

おすすめは、腹筋と言っても、いわゆる頭を持ち上げるような腹筋(上腹部のトレーニング)ではなくて、脚を上げるような腹筋(下腹部のトレーニング)を是非お試し下さい。

 

あなたの腰痛の原因は、本日ご紹介したものの中の、どこにあてはまりそうでしょうか?

一度、自分の体を俯瞰して考えてみることが大切です。

 

セルフケアやトレーニングで悩んでいる方、腰痛が長引いている方は是非、一度ご相談下さい。

今年も更に皆さまと一緒に腰痛の根本原因を見つけて、改善への道をサポート出来ればと思っております。

皆さまの健康に携わることが出来るよう、日々、努力していきたいと思いますので、今年もよろしくお願い致します。

 

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