第91回 ダイエットの新常識!「ケトン体」とは!?
体の不調を解消することはもちろん、ダイエットもこのケトン体を意識するだけで今までよりも高い成果を挙げられることがわかっています。
是非、この内容を理解して健康的な生活にお役立て下さい。
こんにちは。
なりたい姿の水先案内人、猫背姿勢矯正マイスター®の三輪裕司です。
「骨格軸」と「膜」整体で、「構造」と「機能」を正常化し、自己治癒力を促す姿勢の専門家です。
大人の「猫背姿勢矯正」とお子さんの「身長促進整体」を得意としております。
猫背矯正チャンネルを通じて、一人でも多くの方が健康や美容への知識・興味関心を持っていただくために、月一回程度ではありますが、発信を致しております。
1.「ケトン体」の基礎知識
ケトン体とは、「アセトン」「アセト酢酸」「B‐ヒドロキシ酪酸」の総称です。
エネルギー源として、ブドウ糖を利用できない際に肝臓で産生されます。
ケトン体は、「絶食」や「高脂肪・低糖質」の食事で増加します。
炭水化物などの糖質を燃料とする代謝のことを「シュガーバーニング」、
脂質を燃料としてケトン体を生成する代謝のことを「ファットバーニング」、
この2つがありますが、体に負担をかけないのは後者の「ファットバーニング」です。
2.ケトン体とダイエットの関係
ケトン体が放出されて血液中に増加した状態を「ケトーシス」と呼びますが、ファットバーニングな食事療法(ケトジュニックダイエット)を継続することで、ケトーシスの状態が保たれます。
ケトーシス状態にする食事療法ですが、食事の総カロリー60~80%を良質な脂質から、残り3割をたんぱく質、糖質は1割以下が理想とされています。
3.ケトジェニックダイエットおすすめ食品
炭水化物の摂取を一日で20~50gに制限しながら、脂肪・タンパク質・発酵食品などをバランスよく摂取します。
タンパク質 → 牧草牛、鶏肉、豚肉、平飼いの卵
油 → MCTオイル、エクストラバージンオリーブオイル、ココナッツオイル、
アボカドオイル、グラスフェッドバター、ギー
野菜 → トマト、たまねぎ、ピーマン、ブロッコリー、カリフラワー、芽キャベツ、大根
アスパラガス、セロリ、にんにく
果物 → グレープフルーツ、青りんご、アボカド
4.NGな食品
人工甘味料、砂糖など過剰なものはできるだけ控えましょう。
油 → サラダ油、ドレッシング、マヨネーズ
加工食品 → 炭酸飲料、ジュース、アイスクリーム、お菓子
穀物、デンプン → 小麦、米、パスタ、シリアル
豆、根菜 → エンドウ豆、インゲン豆、じゃがいも、さつまいも、人参
アルコール → ビール、ワイン
5.ダイエット期間
2~4週間を継続することで体が「ケトーシス状態」に変化していきます。
まとめ
食事の中身を変えることで健康の質が変わってくると思います。
もっと細かくいうと食事の時間帯や咀嚼回数などもありますが、この機会に食事の中身・割合を少し考え直してみてはいかがでしょうか?