第107回 代謝が良いの「代謝」とは何か?代謝と代謝にまつわる汗の話
ダイエット・美容・トレーニング・医療の現場でも言われている「代謝」について簡単に解説させていただきます。
代謝の種類について
1.基礎代謝
全体の約60%を占めます。
基礎代謝とは、心臓の動きや血液の動きなど、自動的な活動エネルギー消費のことです。
肝臓、脳、筋肉といったところが主に活動エネルギー消費を必要としているところです。
重要でもあり、疲労が溜まりやすい場所ともいえます。
2.生活活動代謝
全体の約20~30%の活動エネルギー消費のことで、日常生活動作や運動などで、意識的に活動したもののことを指します。
3.食事誘発性体熱産性(DIT)
全体の約10%を占める代謝です。食事をすることで臓器が働きます。
その際に発生するエネルギーで、しっかり食べてダイエットする方法はこの働きを利用したものです。
代謝が悪い人ほど悪い汗をかく
・皮下脂肪を蓄えようとするので太りやすく、熱がこもっているため汗をかく
・冷え性(必要以上に上がった体温を冷やす為)
・内臓脂肪が厚くなり、熱がこもることで汗の量が増える
・運動不足(汗腺が衰えて全体で汗をかかずに部分的に汗をかいてしまう
・ストレス(精神的な緊張で汗の量が増える)
・香辛料、肉類、お酒を摂りすぎてしまうと汗腺を刺激して汗をかく
代謝を高める良い汗を出すためには?
①サラサラの汗をかくならば、自律神経を整えるような工夫が必要です。
食事、運動、睡眠などの生活習慣を見直してみましょう。
そうすると基礎代謝のベースが高まります。
②生活活動代謝を高めるには、やはり日々生活に一工夫を。
エレベーターや交通機関、車など勝手に運んでくれるものばかり頼らず、徒歩で移動したり、階段を利用しましょう。
電車に乗って立っているときや歯磨きをしている時につま先立ちをしてみたり、デスクの下で踵の上げ下げなど、まずは些細なことから取り組んでみましょう。
➂食事誘発性熱産生を高めるには、食事前の軽い運動がおすすめです。
20~30分前にストレッチやウォーキング等でも大丈夫です。
食事にタンパク質を増やすと効果的!
炭水化物は食物繊維と併せて食べてよく咀嚼をしましょう。
食事のメインを夜型から、朝・昼型にすると良いですね。
冷たいものより温かいものを良く食べましょう。今の季節ならば鍋なんかいいですね。
代謝の悪い人のその他の特徴
低体温、低血圧で血液の巡りが悪い
栄養と酸素、老廃物と二酸化炭素を運ぶ道路が渋滞している状態です。
汗をかきにくい
悪い汗(ねばねば汗、部分的な汗)をかきやすく、良い汗(サラサラした汗)をかきにくい
便秘
代謝とは、排泄力とも言い換えることができます。
対策として、お水をこまめに飲んでいただくだけでもあなたの代謝は高まります。
季節によっても、代謝力は変わっていきます。
実は、寒い今の季節の方が夏の暑い季節よりも代謝は高くなります。
天気が悪くなければ外を走ってみるのも良いですよね。
おすすめは「スローランニング」です。
ウォーキングより長時間できるスローランニングは代謝を高めるには良い運動です。
まとめ
今回は代謝とは何か!?というところから、悪い状態を説明させていただき、その都度解決策をお伝えさせていただきました。
当院の人体260を越える関節の位置をニュートラルにし、本来の可動域を獲得できる整体施術を受けてみていただくと、あなたの「代謝」を高めるための強力なバックアップが期待できます!
「代謝」について興味が涌き、健康的な体質を得たいという方は、是非ともお問い合わせください!