噛み合わせが変わると頭痛が消える!?そのケア方法とは?
今回は頭痛の出方にもよりますが「歯の噛み合わせ」に着目をした頭痛ケアの話をお伝えしていきます!
噛み合わせと頭痛の関係性について
噛み合わせを直して頭痛を解消
「噛み合わせが良い人は、健康的で美しい」
これは歯列矯正を推奨する歯医者さんの言葉です。
ここで言う美とは、「機能的に健全である」ということだそうです。
そしてここで示す機能とは、噛むこと。
よく噛んで食べることで顎を動かす咀嚼筋(そしゃくきん)が鍛えられて、脳に血液も回りやすくなります。
頭痛を引き起こす要素として血行不順があることは広く知られているところです。
下顎骨の位置を正して噛み合わせを調節する事で、咀嚼筋と顔の表情筋のリラックス効果もあることが報告されています。
つまり、歯の噛み合わせを良くして顔周辺の筋肉のリラックスさせることが頭痛の解消に関係していると言えます。
噛み合わせが悪くなる生活習慣
人は日常生活の中である種のルーティーンを行いつつ過ごしています。
そしてそのほとんどは無意識で行われています。
噛み合わせが悪い方々に多いとされる”日常の中のくせ”に、もしも身に覚えがあるならば、意識的にやり方を変えてみましょう。
《噛み合わせの悪い方の日常的な癖》
- 横になって頬杖をついてくつろいでいる
- 猫背姿勢でデスクワークをしている
- 食事の時に頻繁に片噛みをしている
- 横向きやうつ伏せで寝る事が多い
頭痛のケアを考える
頭痛を解消するために必要なこと
頭痛のケアは、生理学的な機能低下をなおしていくことが大切になります。
具体的にお伝えすると、以下の項目を良くする事です。
- 血液、リンパ、脳脊髄液などの体液循環不良
- 自律神経の乱れ
- 内臓機能の低下
- 重心軸のズレ
- 左右バランスのゆがみ
噛みあわせを直すことで変わる要素もいくつか含まれています。
そのため噛み合わせを直すことは、頭痛ケアへの有効性もかなり高いと考えられます。
噛み合わせを直す
歯の噛み合わせを直していくと、先に挙げた生理学的な機能低下のほとんどが影響されていきます。
良くなっていく順番や機関には個人差が想定されますが、モデルケースをご紹介します。
- 噛み合わせの左右バランスのゆがみが直る
→血液の循環が良くなる - 食事中の片噛みを無くす意識をする
→消化機能が高まって内臓への負担が軽くなる - 咀嚼筋の機能が高まる
→表情筋がリラックスできて自律神経も整い始める。
噛み合わせにアプローチをしていくことのメリットは、十分にあるということです!
タイプ別、頭痛の解説
頭痛には大きく分けて3つのタイプがあります。
噛み合わせとの直接的な関連付けは断言できませんが、血液循環の悪化によって引き起こされる頭痛もあるため、影響はあると言えます。
緊張型頭痛
僧帽筋という首から肩にかけての筋肉の緊張により、頭部への血行不順が引き起きて出る頭痛です。
後頭部を中心に締め付ける様な痛みや頭重感があります。
偏頭痛
先程の緊張性頭痛とは異なり、急な血管の拡がりによって神経が刺激を受けることで出る頭痛です。
群発性頭痛
20代~40代の男性に多いとされ、アルコールが起因して起こる頭痛です。
目のくぼみから側頭部にかけて出る強烈な痛みを伴う頭痛で、目の充血・鼻水・鼻づまりなどの自覚症状を伴います。
最も処置に緊急性がある頭痛といえます。
タイプ別の頭痛ケア
歯の噛み合わせを直していくメリットは伝わったかと思いますが、次に頭痛のタイプ別のケア方法と併せて考えてみましょう。
まず緊張型頭痛。
こちらは継続して血液循環を良くすることが必要となります。
定期的な運動も効果的ですし、毎日お風呂に浸かることも大切になります。
次に偏頭痛。
こちらは自律神経の調整がメインとなります。
安静にしていただく前に噛み合わせを直すことで、より良いリラックス機能が作れて深い睡眠を得やすくなります。
群発性頭痛に関しては、
タイプ別の発生率としてはレアケースですが最も辛い頭痛です。
噛み合わせが良くなることで得られる最大限の効果を狙ってケアをしていきます!
併せて疲労回復とリラックスを図る「ハイチャージ184」の全身通電を行うのも、噛み合わせと頭痛ケアの相乗効果を呼びこめます。
まとめ
今回は噛み合わせがよくなることで身体に起きる良い変化、頭痛のケアに活かす事ができることをお伝えしてきました。
緊張型頭痛・偏頭痛・群発性頭痛はそれぞれ違うタイプの頭痛なのですが、歯の噛み合わせの調整を併用した方には良い回復を見ています。
(※月の輪接骨院・平成10年7月からの外来データ調べ。H30年3月現在。)
月の輪接骨院の噛み合わせアプローチで、貴方の頭痛に関してのお悩みを伺わせてください。きっとあなたのお力になれると思います。