第92回 あなたの『ふくらはぎ』は大丈夫?様々な不調のサインがわかるかも!?
名古屋市中区の接骨院でも姿勢の専門家、猫背矯正マイスター®の施術が受けられるのは月の輪接骨院だけ!
今回は美容と健康にまつわる情報をわかりやすくあなたにお届けします。
是非、最後までお読みください。
膝裏のゴリゴリした塊。。。
「膝裏を揉んでみるとなんだかゴリゴリする気が…」と思ったら要注意です。
コレがなかなか問題ありなのですが、そう気づいておられる方がどのくらいいるでしょうか?
また、なぜゴリゴリするのか、何が関係しているのかが分からない方が多いのかもしれません。
そのゴリゴリの要因について触れていきます。
ふくらはぎの不調は『首の不調』と繋がっていた!?
ふくらはぎがゴロゴロするというのは、ふくらはぎの筋肉が緊張の塊となっている、腱がピーンと張り続ける状態…さまざまな特徴が挙げられます。
これらの表現はすべて膝裏(特にふくらはぎ)のゴリゴリを指します。
そして、こうなりやすい人は「姿勢が悪い」ひとに見られるのです!
運動が苦手というひとも、実はふくらはぎが重たくなっています。
逆にいうと、姿勢の良い人はふくらはぎの緊張はなく、むしろ品やかで柔らか!
さらには、細く、太りにくい方ばかりなんです。
では、なぜ、ふくらはぎが緊張してしまうのかに触れていきましょう。
さきほど「姿勢が悪い人(特に猫背)」は、ふくらはぎが緊張状態になりやすいと記しましたが、姿勢が悪いとはいったいどういう体勢を指すのかも端的に述べてみます。
ズバリ、【姿勢が悪い(猫背)=頭が前方向に出ている、または上半身ごと前のめりになっている】ことを指します。
頭が肩や背にまっすぐ乗っている状態が理想ですが、それよりも前に出てしまっていると、身体の性質上、首への負担は倍増し、首こりだけでなく、ふくらはぎも緊張状態となってしまうのです。
例えばですが、前につんのめって倒れそうになったとき、足元はどうなっていますか?
前に倒れないように踏ん張ろうとして、足は前ではなく後ろに力が入っているといえます。
この後ろ方向に力を込めている状態は、ふくらはぎに負荷を与えていることになるのです。
この状態が、いわば姿勢が悪い状態では、常に負荷がかかっているといえます。
また、頭は実は5、6㎏ほどの重さがあります。
その頭が少し傾くだけで、重力も加わって首への負荷が高まるのです。
ですので、姿勢が悪いと首コリを生み、ふくらはぎのゴリゴリすらも生んでしまうことに繋がってしまいます。
ふくらはぎの姿勢不良の原因は?
なお、他にもふくらはぎをゴリゴリにしてしまう原因に、同じ姿勢でふくらはぎを動かさずにいたことも挙げられます。
長時間の立ち仕事、座り仕事により、疲労が蓄積し、血流の悪い状態になっていることが考えられますね…。
反対に、運動のし過ぎで脚の筋肉が疲労して血流の悪い状態を招いてしまっていることも考えられますが、どちらかというと現代では、前者の動かさないケースが多いのではないでしょうか?
理想的には、1時間に一度は体勢を変える事をおすすめいたします。
ふくらはぎの向く方向=いい姿勢!
この項では、小見出しタイトルにあります「ふくらはぎの向く方向」に注目していきます。
前項で触れた、前方向につんのめって倒れる瞬間をふり返ってみます。
上半身が前に倒れていると、重心もつま先方向に流れ、ふくらはぎは体重を後ろに保とうと後ろに力が働いています。
このとき、ふくらはぎの方向は後ろを向いていると捉えることができます。
要は、その逆を行うと姿勢改善にも、ふくらはぎへの緊張や負荷もなくなるのです。
今度は後ろに倒れそうになってみてください。
お腹と背中が後ろに反れると、かかと重心に近づきませんか?
そして、前のめりになっていた時のふくらはぎと比べると、緊張していたふくらはぎが余計な力がリリースされ、軽さを感じると思います。
ずっと反っていればいいというわけではありませんが、後ろ反りから少しずつまっすぐを意識して正しい位置に戻ってくるように、体勢を整えてみましょう。
頭は首にまっすぐ乗っかり、そのまま肩までスルリと乗っていますか?
お腹は突き出し過ぎず、けれど胸は開けていますか?
体の1つ1つを意識して組み立てることを意識すると、姿勢は少しずつよくなっていきますよ!
ふくらはぎを柔らかくするセルフケアとは!?
続いて、ゴリゴリになってしまったふくらはぎでも、ほぐしていくセルフケアを行えば、だいぶと改善しますので、簡単に出来るエクササイズをご紹介します。
ふくらはぎのエクササイズ:その1
つま先とかかとを交互に10回上げる。
ふくらはぎのエクササイズ:その2
踵と外くるぶしの間、踵と内くるぶしの間を、拳を握った左右の手で挟み込み、くるくる回すように10秒ほどマッサージをする。
ふくらはぎのエクササイズ:その3
右手の指を左足の指に交互にかませるように握り、反対の左手で足首を掴んで固定をし、時計まわりに10回、反時計回りに10、円を描くように回す。
反対側の足も同じように行う。
上記のエクササイズ以外の内容でも、ふくらはぎに有効な方法はいくつかあります。
ほぐしたり、ツボ押しであったり、ストレッチであったり。。。
ご自身に合ったもの、続けやすいもの、効果を実感するものを探しつつ、選ばれるといいと思います。
ちなみに私が紹介しましたエクササイズ三つは、全て行ったとしても1~2分程度で出来ちゃいます。
是非試していただけると、ふくらはぎの筋肉にしっかりと血液が循環されますので、柔らかさも出てくるし、姿勢の改善にも繋がります!
今回は、ふくらはぎに注目をして姿勢について考えてみました。
あなたのふくらはぎはどうでしょうか?
姿勢とふくらはぎを省みるきっかけとなりますと幸いです。