首・肩の痛み

  • 度々寝違いや筋違いが起きてしまう
  • ストレートネックだと言われた
  • 四十肩・五十肩で眠れない程の痛みがある
  • 首の痛みに加えて手のしびれがある
  • スポーツをする際に時に肩が痛む

首の痛み

 

寝違え

寝違えのイラスト

寝違えとは、起床した際に痛みで動かす事がしにくくなることを示します。

首の骨の周辺の筋肉や靭帯といった軟部組織に傷がある状態といえます。
ひどいものだと、動かしにくいどころか振り返ることすらできなくなります。

 

その病態は諸説ありますが、首の骨である『頸椎・椎間関節』の関節軟骨面の炎症によるものだと考えられます。

寝違えが引き起こされる条件は、頭を支える首の角度と身体の傾きに左右されます。

 

速やかに痛みを取り除くためには、関節の炎症をアイシング(冷却)で抑えつつ、首の角度と身体の傾きを正す必要があります。

痛めた部分の解剖学的な修復を促すために、骨格を筋や靭帯に負担がかかりにくい位置に矯正をすることで戻していくのです。

痛くなる前の正常な骨格の位置に治したところから、痛みの原因の修復を早めることができます。

 

寝違えは一過性の痛みであることが多いのですが、中には頻繁に寝違えを起こされる方もいらっしゃいます。
「なおし損ねてクセになった」という状態です。

この状態に陥った場合は、繰り返し寝違えを起こしてしまう理由が『猫背姿勢』にあると考えられます。

その猫背姿勢を姿勢矯正で直していくと同時に寝具と枕の見直しを行うことが、繰り返す寝違え癖の除去に繋がります。

 ≫≫ 寝違えに関するコラムはこちら

 

ストレートネック

通常の首とストレートネックの首

病院のレントゲン検査や施術所などで姿勢分析を受けた時に指摘される事のある、首の骨の並びのクセを示します。

この状態でいることによって、頭の重さによる負担が本来の何倍にもなり得るのです。

 

アメリカの整形外科医 ケネン・ハンスラージ氏の研究では、ストレートネックの方は頭を前に傾けた時にかかる首や肩への負担の増加が著しいことが発表されています。
(頭の重みが約5㎏とした場合、首の傾きが15度で12㎏、30度で18㎏、45度で22㎏、60度で27㎏・・・!)

月の輪接骨院の例でも45度を超えたストレートネックの方がおられましたが、この場合は既に頸椎の変形が加わっている状態となります。

 

筋肉や関節にかかる負担の増加から神経への障害が加わっていくことで、痛みを伴う『頸椎の損傷』や『椎間板ヘルニア』に陥る危険が高まります。

この『ストレートネック』という骨の並びのクセの段階で処置にあたることができれば安心だと私たちは考えています。

 

頚椎椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアのイラストヘルニアは、椎間板という衝撃吸収機能を有した組織から内容物の髄質というゼリーが飛び出した状態を示します。

頚椎椎間板ヘルニアを引き起こす外からの刺激は「首の曲げ+ねじり」です。

頚椎の椎間板に圧力がかかることで飛び出した髄質というゼリーが背骨の後ろを走る神経に当たって痛みが起こります。

神経に当たった直後の炎症反応を速やかに抑えてから、飛び出したゼリーを押し戻すことで痛みの軽減が成されます。

 

 

肩の痛み

 

四十肩・五十肩

四十肩や五十肩は「肩関節拘縮」という関節疾患です。

肩を動かす際に主に動かす「三角筋」という筋肉が極端に固まって伸び縮みできなくなり、肩を挙げることが困難になる状態が「四十肩」

その三角筋が固まった状態に加えて、関節の滑りを良くする関節液と言う体液の濃度に異常をきたしてしまうと「五十肩」になります。

四十肩・五十肩どちらにも起こる初期の状態を「急性期」といって、多くの場合は就寝後に痛みが強く出ます。
関節や筋肉に腫れが生じ、神経や血管を圧迫してしまうことで悪化するのです。
日中の痛みを我慢して体力が消耗されていることも原因と考えられます。

帰宅後や夜間に痛みや不安がある際はぜひご相談ください。
早めの処置が痛みを減らす鍵となります。

 

運動時のケガ

スポーツをする人々のイラスト健康を保つために運動を日常に取り入れるのは非常に有意義なことだと思います。
しかし熱中するあまりお身体を痛めてしまうこともあるかもしれません。

肩に関して言えば、ケガのリスクのある場面と損傷する箇所は以下の様なケースが多く見られます。

 

  • 野球での全力投球による腱板損傷

・・・肩甲骨の可動域が足りないことで、肩関節を支えるインナーマッスルにあたる腱板が痛まってしまう状態。

  • ゴルフでの繰り返すフルショットによる三角筋の炎症

・・・胴まわりの回転が足りないことで、肩関節を動かす三角筋に過剰な負担が生じて痛めた状態。

  • テニスのサーブやバドミントンのスマッシュによる肩関節周囲炎

・・・ウォームアップが足りない事で、上腕二頭筋の長頭腱を痛めた状態。

 

もちろんここにあげたケース以外にも、様々なケガが想定されます。
ケガの種類は様々でも、治療を進める上で考えることは共通しています。

 

  1. 痛みの強い炎症期は、アイシングと電療後のテーピングサポートをする。
  2. 痛みの質が緩和してからは、超音波治療にて組織を活性化していく。
  3. リハビリにて関節可動域を拡大させつつ、筋力強化に励む。

上記の3ステップをしっかりと行うことが大切になるのです。

 

月の輪接骨院の施術メニュー

月の輪接骨院では国家資格所有の柔道整復師が首・肩の痛みの処置に当たります。

施術メニューについては下記の案内をご覧ください。

 

猫背矯正®の猫背姿勢矯正

上半身矯正

全身矯正

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お問合せ 052-221-7850

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